病院食
先日ブログに書いたように、6月末強制的に2泊3日の入院生活をしてまいりました。
貧血ということで特に痛みもなく、一日することもないベッドの上で楽しみといったら、やはり食事です(笑)
自分で作らず、お膳の上げ下げまでして頂けて、あ~極楽・・・は初日の感想。
入院初日(6月28日)の夕食
赤魚の塩焼き 源平なます 豚汁 ご飯180グラム(多い!) りんご お茶
お魚は別添えの醤油もあり、豚汁は出汁がしっかり効いた味で美味しくいただきました。
実はこれが一番おいしかった・・・
6月29日 朝食
野菜とハムのソテー 三色豆 ふりかけ もやしの味噌汁 ご飯(180グラム・・・やっぱり多い) マンゴー お茶
朝からしっかりご飯でした。
でもこれ、ふりかけが無かったら多分ご飯を完食できていなかったかも・・・
ソテーは味がないし、豆は甘くておかずにならないし・・・
もやしの味噌汁はちょっとビンボー臭い気分になってしまいました。
別にもやしの味噌汁が嫌いというわけではないのですが(自分もたまに作るし)・・・もやしがクタクタで・・・
子供の頃よく飲んだ、料理のあまり得意でない叔母がつくった味噌汁を思い出す味でした。
で、一番は、マンゴー(笑)
冷凍マンゴーらしく、解凍されかかったのが冷たくてまた美味でした。
6月29日 昼食
きつねうどん ミートボールと野菜の煮物(ブロッコリーと、確か冬瓜) コーヒーゼリー 牛乳 お茶
これは、美味しそうですね~
でも、おいしくなかったんですね~
今までの人生で食べたうどん、ワースト5の中には入りそうです。
何より、ぬるい。
これは輸血が続いていて、その時入れていたパックが終わってから食事、というので運ばれてから時間が経っていたのが理由ですが、ぬるいうえに麺が団子になってすすれないし、出汁の味は薄いし、煮物の出汁も薄くて味がほぼない・・・(ああ悲しい)・・・
頼みの綱のコーヒーゼリーもぬるまって・・・シクシク
汁っぽいものばかりでお腹はいっぱいになったので、牛乳は手を付けずお返ししました。
ちなみに、どの料理用なのかプラスチックのフォークが余り、一瞬もらっておこうかと考えましたが(セコいので)やめて・・・あとで後悔することになります。
なぜならこの後、一般病棟に移るのですが(ここまではER)、普通の病室では箸が準備されず各自が用意するものだったのです。
母の入院や私の過去の入院でも、こういうのは初めてでしたね。
6月29日 夕食
アブラカレイのマリネ添え 煮物 インゲンじゃこかけ ご飯(180グラム 絶対多すぎ) ヤクルト お茶
ここから一般病室です。(お箸は看護師さんに割りばしを恵んでもらいました)
画像を見ると美味しそうなのになぁ・・・カレイには味がなくベチャっとして、マリネは酢が効いてなくて、インゲンはただ茹でただけ(塩ゆでなら味がつくのに)。じゃこかけただけ。
で、煮物です。メインを魚と思わせておいて、真の主役は煮物でした。今回はお出汁がいい具合のお味です。
しかし・・・しかし、中に楽しい具が詰まった巾着袋に見せかけて、実はがんも(笑)
ちょっと期待は外れましたが、このニセ巾着を頼りにご飯完食いたしました。
(内心文句言いつつ、全部たべる)
6月30日 朝食
パン(チョコソース別添え) サラダ(フレンチドレッシング別添え) チーズ3こ 牛乳 お茶
だんだん悲しくなる食事内容・・・(もう退院だからいいけどっ)
パンは妙にフカフカで歯ごたえがなく、バターもマーガリンも無しでチョコソースだけついてました。(なら、イチゴジャムのほうがいいわ)
サラダはキャベツがメインで野菜のみ。ハムも何もなし。ショキショキ、ショリショリ青虫になった気分で食べます。チーズは飲み込みにくい、固い味のあまりしないチーズ。
病院の食事はカロリーや栄養が計算されていて、不足のものはないのでしょう・・・きっと
でも何というか・・・人間って、つまらないものをエネルギーに動いているのだなあと・・・
こういう食事を経験したあとだと、あ、料理って構えて考えなくても、こんなのでもいいんだという勇気と安心感が湧きますねっ(^^♪
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